「世界のトップサーファーとアマチュアサーファーの差って何ですか?」
って聞かれたら、技術は言うまでもないので僕はこう答えます。
「自己メンテナンスに余念がないこと」
自己メンテナンスって何を指すのかといえば、自分自身のカラダのケアです。
今回、来年行われる東京五輪のサーフィン競技の前哨戦と言われているWSL主催のQS6000 ICHINOMIYA CHIBA OPENに選手のカラダのケアをする為、正式なオフィシャルとして参加してきました。そこで世界のトップサーファーが自身の身体の状態を常に気に掛け、万全な状態で試合に臨もうとする姿勢を目の当たりにしてきました。
選手にとっては一試合一試合が自分の生計に関わるので(ちょっと生々しいですが。。)一試合でも勝ち上がりポイントや賞金を獲得する為に最善を尽くします。その最たる努力が“身体の管理”だと感じました。実際に施術ブースには日本人選手よりも海外の選手の方が積極的に訪れ、自分の身体のコンディションを何とか上げるためのアドバイスや施術を求められました。腕の上がる角度や、肩関節の可動域の確認、股関節の柔軟性や、体できになる場所を徹底して施術してほしいとのことです。
最高のパフォーマンスを発揮するには波を読む経験値やサーフィンの技術も大切ですが自己管理が重要なのだと世界のトップサーファーを施術して感じました。
私もアマチュアサーファーではありますが、海に入った時は「今日は最高の一本に乗りたい」と常に思っています。最近はテイクオフ時にも体が重かったりw、自分の描いた動きと実際の動きとの乖離にジレンマを覚えています(笑)やっぱり年を重ねれば重ねるほど自己管理やサーフィンのためのコンディショニングケアは必要なんですよね。
© SOUGEN GLOBAL .Inc