ななみグループ代表ブログ

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サーファーの症例:首の痛み
2018.08.24

□首の痛み
“痛くて首が回らない”や“首を寝違えた”などの痛みは皆様一度は経験した事があるのではないでしょうか。首は頭と体幹を繋ぐ重要な場所です。その細い首で重たい頭部を支える分、かなりの負担が掛る場所とも言えます。首の怪我や痛みの種類は比較的多いので、症状に合わせた治療方法を選ばないとかえって痛みが増すことも珍しくありません。ここでは代表的な首の痛みを紹介します。

・ムチウチ症
・寝違い
・頚部捻挫
・ストレートネック

①ムチウチ症
主に交通事故での受傷例が多く、後方から強い衝撃が加わった際に頭部が前後に揺れる様が“鞭を打った”様に見えた為にこの名前が付きました。首の痛みや頭痛、吐き気や目眩などの症状が特徴的です。首は非常にデリケートな場所なので受傷直後から適切な治療を行わないと後遺症を発症することもあるので注意が必要です。

②寝違い
枕の高さが合っていなかったり、寝ている時の姿勢が悪かったりと、寝ている時に無意識のうちに首を捻ってしまい受傷に至るのがこの症状です。寝て起きたら急に首が回らなくなっていたり、激痛が走るので不安な気持ちも先に立ちますよね。

③頚部捻挫
首は「頚椎」という骨が7つ重なって構成されますが、そのひとつ一つは関節として独立しています。何らかの原因で首に大きな力が加わって関節に「捻る」力が加わると頚部捻挫を発症します。主にスポーツ中の怪我や交通事故などでも多く見受けられます。

④ストレートネック
このストレートネックは強い外力によっても起きますが、姿勢の悪さや心因性のストレスによっても引き起こる事があり、いわゆる“肩こり”に似た様な症状も特徴的です。